国内の木製の樽・桶について説明を受けました

こみやま泰子

 5日、経済産業省商務情報政策局日用品室より、国内の木製の樽や桶に関して、説明を受けました。
 家庭で用いる物として、木製の樽・桶の類は少なくなっています。各地の酒蔵、醤油、味噌、漬物などの製造販売の様々な段階で、かつては木製の樽・桶が用いられており、現在もそれら現場で道具として、あるいは設備として使われています。
 醤油製造用の大型の樽を締め上げる「たが」をつくる職人さんが、将来いなってしまうのではないか、など様々な点で技能や文化の伝承について懸念が広がっています。
 日本の気候風土に根ざしたものが失われていくのではなくて、価値あるものが残って、日本の魅力を高めていけるよう、様々な取り組みが必要だと感じています。

事務所にて
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