建築物への積雪荷重の計測実験について説明を受けました

こみやま泰子

 昨年2月、関東甲信地方において数百年に一度規模の記録的な大雪による被害が生じました。
 ビニールハウスの損壊などに代表される農業被害、カーポートの倒壊、さらに富士見市内の体育館に代表されるような公共施設の屋根の崩落などが起きています。
 記録的雪害に対して、建築物の設計はどうあるべきか、これまでも委員会質疑などでも取り上げてきました。
 3日、国土交通省住宅局より建築物への雪害を考慮した基準の検討状況などについて説明を求めました。現在、実大施設を用いた実験なども予定していて、基準への反映にはまだ相当の時間を要するという段階とわかりました。
 実験は、独立行政法人防災科学技術研究所(NIED)の雪氷防災研究センター(新潟県長岡市)で今週末から来週頭にかけて、実験に適した天候の日に行われます。

住宅局より説明を受けました

「積雪後の降雨の影響を考慮した積雪荷重の実スケール仮説屋根を用いた計測実験」のプレスリリースpdf

【独立行政法人防災科学技術研究所のホームページ】

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