全建総連「賃金・単価引き上げ、予算要求中央総決起大会」が、日比谷野外音楽堂及び日比谷公会堂で開催され、出席いたしました。
昨年、本年と2年連続で設計労務単価が引き上げられました。公共工事だけでなく民間工事についても同様に波及するよう努めていると国土交通大臣をはじめとして委員会答弁もされるところですが、現実は、消費税増税、円安の影響などもあり、建設技能者の所得について十分な効果が上がっていません。無駄な公共事業は見直し改めて行かねばならないのは当然ですが、建設業の現場が、若い世代から見て魅力的な職場とならなければ、本当に必要な工事や、老朽化インフラの改修、民間活力の維持もままならない、高度な技能を携えた職人不足の事態を招いてしまいます。日本の社会を支える現場は、なお厳しい環境にあると思います。
建設国保の維持、建設アスベスト被害者の救済など様々な課題に対して、今後ともしっかりと取り組んでいきたいと意を新たにした大会参加となりました。
会場の日比谷野外音楽堂にて | 建設埼玉の皆様と |