原発ゼロの会主催による東京電力福島第一原発視察

こみやま泰子

 7月に開催予定でしたが、台風の影響を考慮し延期となっていた視察に本日出かけます。
 東日本大震災、東京電力福島第一原発事故から三年半が経過しましたが、未だに全電源を喪失した原発事故原因の真相は明らかになっていません。
 視察予定箇所のうち、バスを降りて直接見ることが出来るのは5箇所のみ。警備の都合でカメラ撮影も登録した一台のみとされています。こうしたことから、これまで行われた視察や、施設内部写真も公開されたもののは許可を得たものだけに限られていると察するところです。
 先般、一部公開された政府事故調の調書においても、吉田所長と一部の政府関係者の調書は公開となったものの、東京電力幹部を含む多くの調書は非公開のままとなっています。
 本来、こうした情報の公開にあたっては、一部を選んで公開するということでなく、可能な限り幅広く公開することが、すべての立場の人にとって有益だと考えます。

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