予算審議が参議院で行われている間、衆議院での委員会質疑が限られることもあり、いくらか時間が取れたので『「ジェトロSakeシンポジウム」-日本酒の輸出拡大をめ ざして- 』に参加いたしました。
このシンポジウムは、「ジェトロは、日本酒を農林水産物・食品の輸出促進戦略の中の 、重点品目のうちの一つと位置づけ、日本産酒類の輸出促進の ため様々な事業を実施しています。
今回、日本国内では入手困難な海外の市場情報を提供する機会として、国内外の最前線で活躍する「酒類のプロ」を講師として招き東京・京都において日本産酒類の輸出促進のためのシンポジウムを行います。 ワインの国際的権威であるマスターオブワインなど、世界で活躍する方々の貴重なお話を聴くことができる素晴らしい機会です。皆様のご参加をお待ちしています。」と、呼びかけられていたものです。
大橋健一氏の「ワインマーケティングの視点見た日本酒業界と輸出のヒント」は、マーケティング戦略の本質と日本酒の強みを活かす希望が持てるお話しでした。
また実際に輸出をするブランド名『梵』で有名な加藤吉平商店の加藤団秀代表のお話しは、ビジネス上の留意点など分かりやすく説明されていたことが、印象的でした。
海外から参加のマスターオブワインであるANTONY・MOSS氏、DebraMeiburgさん、米国のアルコールディストリビューターのMonicaSamuelsさんの市場分析と戦略の立て方は勉強になりました。
パネルディスカッションは酒サムライコーディネーター、IWC AmbassadorJapanの平出淑恵さんがモデレータとして様々なアイデアを引き出していました。
日本酒の輸出拡大の実現可能性に確信が持てるシンポジウムでした。
「ジェトロ Sake シンポジウム」 -日本酒の輸出拡大をめ ざして-
主催:JETRO
後援:国税庁、関係省庁、日本酒造組合中央会
日時:2014年3月4日(火)13時~18時
会場: 東京国際フォーラム
参加費:無料
シンポジウムの様子 | 日本酒輸出に関する講演 |