秘密保護法を考える超党派の議員と市民による省庁交渉

こみやま泰子

 秘密保護法を考える超党派の議員と市民による省庁交渉(第3回勉強会)に出席いたしました。
 関係省庁(内閣官房・防衛省・外務省・警察庁・総務省)からヒアリング及び質疑そ行いましたが、答弁から見え隠れするのはのは“知られたくないことは、教えないでいたい”という省庁(提出した安倍内閣)からの雰囲気でした。
 200名以上参加されていた市民参加者から「もし特定秘密保持法案に違反して逮捕・拘留された場合、何の罪で逮捕されたのか、本人・弁護士が知ることができないのでは」など特定情報へ指定された内容適合しているのかを知ることすら困難だとの指摘がおこなわれ、また、パブリックコメントが7万件近く寄せられても、 省庁の意図で分類可能な4類型程に分けて単純化してしまい、その他に入れられた9千件以上の意見に、どの様なものがあったのか尋ねても、回答されませんでした。既に「政府に都合の良い方向性の意見集約が可能である」という状態になっているのだと感じざるをえません。
 先ずは、知る権利を確保するため、多くの方にこの法案の個人への影響を知っていただきたいと考えています。
 尚、11月2日には、私の地元、川越でも勉強会を開催する予定です。

勉強会の様子
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