NHK『日曜討論』に国対委員長として出演しました

こみやま泰子

 NHK『日本討論』に出演しました。
 今回のテーマは、第185臨時国会の論点を各党の国会対策の責任者に聞くもので、私も生活の党国会対策委員長として臨みました。
 消費税増税の景気への影響や年金生活者等への負担増加、汚染水問題の国の責任、日本版NSC・特定秘密保護法やTPPの特別委員会設置問題などが話題となりました。
 外交日程を理由に総理・大臣が国会審議から逃げ続け、実質3カ月半にわたって国会での議論が行われていません。自民党国対委員長は「真摯に受け止める」との言葉を連呼していましたが、受け止めるだけ=静かに野党の意見を聞くけど、問題点は与党案そのままで決めます、と心底は思っているように思える答弁でした。
 15日から、参議院も多数を握る自民党政権の下での本格的な国会・法案審議が始まります。
 福島第一原発の汚染水問題はすでに国際問題であり、また国民の知る権利や真面目な労働者からの搾取、拡大する貧富の格差とその世代間での固定化など、政府提出予定の法案には問題が多く見受けられます。
 大政翼賛会政治のように、国会審議を放棄し、政府追認機関となりはてたため戦争に突入し350万人もの犠牲を払うにいたったような歴史を繰り返させないよう、国会議員として、これからも頑張らなければならないと思う収録でした。

NHKのスタジオにて
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