2年に一度開催される川越市水防演習にご招待頂き、迫力ある演習を拝見致しました。
近年、日本各地でゲリラ豪雨、集中豪雨などによる被害が生じています。国でも対策に取り組んでいますが、災害時最初に現場対応いただくのは水防団の皆さまになります。そうした活動があって地域が守られていることに感謝する旨、ご挨拶申し上げました。
演習では、竹尖げ(たけとげ)、杭拵え(くいごしらえ)、土のう作り、表むしろ張り、五徳縫い(ごとくぬい)、月の輪、積土のう、上空偵察、水難救助訓練など、どれも堤防の決壊を防ぐためや人命救助の為の活動が行われました。
水防は豪雨や水が出た中では厳しく、また最近は水かさが一気に上昇することもあり、危険を伴う活動です。水防、消防など災害対応に関わる皆様の安全を願うとともに、水害の原因と成る程に荒れることなく、必要にして充分な水の恵みが穏やかな天候の中で得られることを祈念しています。
開会式で挨拶 | 土のうの“月の輪” |