農水委員長として解散直前までTPP問題を追究

こみやま泰子

 衆院解散と成る本会議がよていされる11月16日午前、衆議院農林水産委員会の与野党理事及び理事会メンバーで委員長呼びかけの勉強会を開き、TPPについて関係4省庁との間で、交渉の現状、参加でのメリット・デメリットなどについて問いただしました。
 私が農林水産委員長に就任させて頂いた臨時国会では、民主党・自民党の思惑や事情のため各委員会がほとんど機能停止状態にありました。
 委員長として、ねじれ国会のなかでもの中でも審議、行政をチェックする方法として、開催致しました。
 委員長が呼びかけての勉強会はこれまで開催事例が極めて少なく、国会の行政チェック機能、議会運営の新しい方法を提案し、前例を残せたことになります。
 4省庁から聴取した質疑の回答からは、TPPに参加してのメリットは日本には無く、単に米国からの問いにこたえているだけの“交渉”の実態が確認されました。

農水委員長室で開いた勉強会
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