国土交通部門会議

こみやま泰子

 民主党国土交通部門会議に出席しました。
 単独での部門会議に先立ち、外務・経産・財金の各部門との合同会議が持たれ、「特定タンカーに係る特定賠償義務履行担保契約等に関する特別措置法案」について議題となりました。これはイランからの原油輸入時のタンカー航行への損害保険の再保険が7月から受けられなくなる問題への対処として検討されているものです。
 単独部門会議へと改まり、先ず冒頭、新たに就任された羽田雄一郎国土交通大臣よりご挨拶がありました。多くのエネルギーの消費分野に関係する国土交通行政に携わる者として、積極的に省エネルギーや再生可能エネルギーの導入促進にも努めたいとの大臣の強い思いを伺いました。
 その後、「港湾における地震・津波対策のあり方」(答申)について、法定3白書(首都圏白書、土地白書、観光白書)についての報告と議員からの質疑が行われました。
 また、現在内閣府で検討中の国の出先機関改革(広域連合への移管)に対して全国市長会の皆さまにより、この日示された決議文に関してヒヤリングを実施。“国、都道府県、市町村の3層から、広域連合が加わった4層になるのではないか”、“現状、地方整備局・経産局・環境事務所が別の地域割りになっているところはどうなるのか”、“「地方」と呼んでいるのは「都道府県」だけで、「市町村」の意見が反映されていないのではないか”、などの疑問や意見をお聞きしました。
 与党議員の一人として様々な角度からの意見を聞く重要性を痛感しています。

羽田新大臣
相馬市長からお話伺いました
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