社団法人埼玉県浄化槽協会懇親会

こみやま泰子

 社団法人埼玉県浄化槽協会通常総会後の懇親会に出席させていただきました。
 埼玉県下では、合併浄化槽への移行がされていない単独浄化槽が相当数残っていることを聞き驚きました。
 生活排水の適性処理については、充分な管理が行われている合併浄化槽であれば下水道での処理と同等の水質を確保出来るようになっています。
 昨年の震災では下水管の破損や最終処理場の津波被害により汚水処理の困難な地域が生じましたが、合併浄化槽では被害が少なく被災前通りに汚水処理出来た例も多く報告されていることもあり、浄化槽の設置が性能と費用の両面から見直されています。
 現在、議員連盟及び民主党政調水政策PTにおいて、合併浄化槽利用中の場合について地方自治体の判断で下水道接続義務を解除できるようにする下水道法の改正案を準備しています。

日野理事長と
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