慶應義塾同窓議員懇談会

こみやま泰子

 慶應義塾同窓議員懇談会に出席しました。
 現在、衆議院46名、参議院22名の慶應義塾出身国会議員がいます。
 この会場では、福澤諭吉先生がおっしゃった「諸君が常に大義を重んじ、和して和すべき部分だけは政治上の情熱を離れて同窓の旧情に訴え、以って帝国議会の波乱を静にする」を実践し、いつも与野党共に和やかな懇談の機会となっています。
 明治23年(1890)年7月1日火曜日、第一回衆議院選挙により、帝国議会に300人の代議士が誕生。また貴族院議員250名も確定しました。
 懇談会は、帝国議会召集の直前、11月17日に慶應出身の両院議員の内26名が、福沢諭吉先生を招待し開催したことから始まりました。
 実に122年前から続くいていることになります。
 福澤先生が述べられた挨拶の全文は「同窓の旧情」と題して翌々日の時事新報に掲載されて、現在は「福澤諭吉全集」第12巻に収められているそうです。

塾員同士、超党派で撮るのが楽しみです!(以下敬称略で)
相原史乃(衆)、中曽根弘文(参)、清家篤塾長、保利耕輔(衆)、小宮山泰子(衆)、後方で挨拶中は石森久嗣(衆)
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