環整連新年懇親会

こみやま泰子

 浄化槽の設置管理に携わられる環整連の新年懇親会に出席しました。
 環整連の皆さんは、昨年の東日本大震災の際、全国からバキュームカーで被災地へ駆けつけ生活排水処理の支援を率先して行って下さいました。
 宮城県内の下水道処理場へ視察しましたが、津波で下水道管も処理場も被害を受け、簡易復旧までも日数を要し、また、避難所の浄化槽も処理能力を超えていると避難所責任者から伺いました。
 人が生活する中で、必ず排泄物、生活排水が生じます。適切な処理を行わず放置されれば、感染症発生にも繋がりかねません。
 いわゆる文明国家、特に現代における先進国の生活圏では、衛生上の心配が無いことは必須です。
 普段は“あるのが当然”で気にもかけないインフラである下水道・合併浄化槽による生活排水処理や水環境の維持管理を、私はとても重要度の高いものと捉えている理由もここにあります。
 通常国会も開会しましたが、今年は、超党派で水循環基本法(仮称)の成立と下水道法の一部改正を目指してまいります!

環整連玉川会長と
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