増上寺朝粥会

こみやま泰子

 国会開会日、前日夜に降った雪が残る、東京・芝の大本山増上寺で浄光会新年総会があり出席しました。
 本堂で読経の後、参加者一同で「本当に生きんがために、この食を頂きます。」と唱和し朝粥を頂きました。

 残飯の多さや偏食など、今の日本は食べることを疎かにしていないか。様々な人間の驕りやエゴといったようなものを思いめぐらされました。
 世界中いたるところに飢餓や貧困、病気が見受けられます。政治は、これら艱難辛苦を少なくする、無くしていくべく、智恵を結集し実行するためにあります。地位や名誉、権力闘争などの欲・煩悩を追いかけるのではなく、今なすべきことに国会も、議員も専念しなければならないと感じました。
 短い時間でしたが、清々しい一時でした。

雪化粧した増上寺前で
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