タジキスタン共和国独立20周年祝賀会

こみやま泰子

 タジキスタン共和国独立20周年の祝賀会にご招待を受け、伺いました。
 同国は、アフガニスタン、中国、キルギス、ウズベキスタンと国境を接し、水資源が豊かであり、中央アジアの安定化を目指す上で注目される国です。
 去る11月には首都ドゥシャンベでワールドカップサッカー・アジア三次予選、日本代表対タジキスタン代表の試合が行われたことは記憶に新しいと思います。
 先週はカザフスタンの祝賀会にも伺いましたが、改めて20年前に旧ソビエト連邦からの独立という変革が起こった事を実感します。
 日本からODAで供与した医療器具CTスキャン(日本が供与するまでタジキスタンには一台もなかったそうで、CTが必要な場合はロシアまで行かないと診察出来なかった)も私がタジキスタンへ公式に視察に行った昨年、故障した状態で、日本製の物品が修理保守出来ない状況を放置すべきでないと提起したこともあり、外務省とJICAで対応した結果、本年の夏には再稼働しているとお聞きしました。

在日大使御夫妻と
アーカイブ