外務委員会で質問

こみやま泰子

 外務委員会にて質問にたちました。主な内容は次の通りです。

■災害復旧支援外交に関して

 本年に入ってからもハイチでの大地震への対応など、災害復旧支援活動が外交政策上重要になってきている中で、政府としてどのようにとらえているかの確認を行うとともに、NGOなどとの連携強化や財務基盤強化のための政府内働きかけの重要性を指摘いたしました。
 また、ハイチでは、麻酔薬ケタミンが麻薬指定されていることにより国外持ち出しが難しいことにより現地での活動が制限された問題について、厚生労働省などとの協議の現状を確認しました。

■在京の大使との交流について

 岡田大臣は、土日などを活用して各国要人に直接あって意見を交わす所謂弾丸外交に飛び回っておられます。このことには大変敬意を表すところだが、在京の大使との交流も大変有効な手段であり少しでも時間を多くつくっていただけるよう提案しました。

■資源外交に関して

 資源確保に関して外務省が今後他省庁などと連携した取組について質しました。
 岡田大臣は、もう少し政府が前に出て、役割を果たしながら、資源の確保に努めていく必要があると述べ、閣内においても仙石戦略大臣を中心に議論を行っていることを紹介されました。

■東アジア外交に関して

 昨年は日メコン交流年で、12月にはラオスのルアンパバーンで私も日本国会議員団団長として参加した日メコン女性議員会議も開催されました。
 鳩山首相が東アジア共同体構想を掲げているなかで、メコン川流域の諸国との交流、連携、支援を政府としてどのように認識しているか質問し、武正副大臣からメコン地域は、東アジア共同体構想においても、域内格差是正の観点から、かぎとなる重要な地域である、などの答弁を得ました。

■文化外交に関して

 自然環境と共に活きてきた日本人の文化や歴史を諸外国により広く理解していただくよう、在外公館が取り組んでいくことで、日本の外交を深めていただきたいと、意見を述べさせて頂きました。

岡田外務大臣から答弁
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