【プレス民主 号外 2010年1月18日版】

こみやま泰子

 第174回通常国会が18日から150日間の予定で開会します。政権交代して初めての通常国会、初めての予算編成を乗り越えることで、政権交代による変革を実感出来ると思います。まずは採決まで、無我夢中で突っ走る覚悟です。

◆インド洋給油終結

 ついにインド洋での給油活動が終結し、自衛隊の撤収が始まりました。この給油は、私が衆議院議員になり初めて体験した自民党の「強行採決」でしたから、期限切れでの法律の失効は、感慨深いものがあります。
 今後はアフガニスタンなど紛争地域に対しての、NGOなどとの更なる連携も含めた支援策を進め、平和構築に寄与しなくてはなりません。

◆ハイチでの大地震

 1月17日、阪神淡路大震災から15年が経ちました。この直前、ハイチで10万人とも言われる死傷者が出る大地震が発生しました。日本からも救援隊の派遣を決定しましたが、各国の支援隊同様、無政府状態と報道される現地での救助活動がどこまで出来るのか心配です。地震大国などと言われ、インフラ整備の技術力がある日本は、今後、世界の自然災害から復興するために必要な技術を提供するなどの、支援体制を取っていくことで、世界から必要とされる国となれるのではないかと考えます。

◆魁皇の幕内最多880勝

 野球のイチロー、ゴルフの石川遼君と昨年もスポーツ界に様々な記録の更新がありました。朝青龍と白鵬の横綱の品格の違いに関した話や時津風部屋での力士死亡の問題など、国技相撲には少々重い報道が続きましたが、久しぶりにスポーツとして見直される、明るい気持ちになるニュースが飛び込んで来ました!
 あの千代の富士の記録を更新したのですから本当に凄い!今年は冬季オリンピックもあり、スポーツ界に素晴らしい記録が誕生して明るい一年になるように祈っています!

◆国対副委員長として、頑張ります!

 通常国会に向けて、先週から国会運営の作戦会議とも言える国対会議も始まりました。
 開会日の18日も朝一番から開かれる正副国対委員長会議に私も出席致します。
 農業戸別補償制度、子ども手当て、医療費など民主党の政策・予算執行により、政権交代の成果が、目に見えるようになると確信しています。

◆問題山積…一つづつ乗り越え前進します!

 正月早々に藤井大臣から、菅直人財務大臣への交代、また石川議員の逮捕なと衝撃的な事が次々起きました。
 郷原信郎弁護士(元検察官)も日経ビジネスのニュースを斬るに「サンデープロジェクト(1/10TV朝日)」で問題とされている4億円については必要な記載がされているという見解を述べ、一連の報道の在り方の問題を指摘しています。
 様々な課題がありますが「平常心」を持ち、今年一年を堅実に歩んで参ります。
 是非、本年もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします!

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