日メコン女性議員会議

こみやま泰子

 12月21~22日に日本メコン交流年の最後を飾る「日メコン女性議員会議」がラオスのルアンパバーンで開催されました。
 わたしは日本議員団の団長として参加。日本議員の代表として演説を行い、また第4セッションでは議長も務めました。
 国際会議での初の大役に緊張しましたが、議長また団長として議事進行を務めさせていただくとともに議員間交流を行いました。

◆緑あふれるメコン(グリーンメコン)にむけた10年

 11月に日本で初めて首脳会議が開催され「東京宣言」として、メコン地域(カンボジア・タイ・ベトナム・ミャンマー・ラオス)の発展、環境・気候変動に及び脆弱性克服への対応、協力、交流の拡大を強化し、共通の繁栄する未来のためのパートナーシップを確立するとの認識を共有しています。

◆女性のエンパワーメントが発展のカギ

 今回、各国の女性国会議員(一部男性議員、ミャンマーは軍事政権下で国会が開催されないため女性の学者が参加)との議論で、改めてメコン地域が東アジア共同体構想や発展可能性も含めて重要な地域であると確信しました。
 貧富・地域間の格差、女性差別、人身売買、ODAなど様々な深刻な課題の議論と各国の対応の情報共有に対して熱く語る様子を観ながら、議員交流の醍醐味を実感。この情熱が各国を動かす力になることでしょう!
 今回の経験と情報を今後の外交政策に活かしていきたいと思います。

会議会場にて
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