◆三回目でも緊張する初登院
朝一番のニュースで、初登院一番乗りの映像が流されていました。
三回目の初登院で、私は朝8時前に議員会館に到着し、所用を済ませ、身支度を整えて午前9時過ぎに、まずは議事堂正面へいきました。ここで初当選の方や久しぶりに再会する方々と暫く歓談することから始めました。
議事堂の中に入り、まずは登院ランプのボタンを押してから、当選証書を提示しスーツの襟に議員バッチを付けていただきました。
その後一旦、議事堂正面に出て、民主党埼玉県連の企画で you tube 等で使用するコメントの撮影や記念写真を撮り、改めて当選の喜びと責務の重さをかみしめました。
◆鳩山由紀夫内閣総理大臣誕生、そして民主党連立政権がスタート
民主党鳩山由紀夫代表が、第93代内閣総理大臣に指名されました。
本会議場に入り、与党側の席に着席してから、私が衆議院議員になってから議場内で見ていた景色を、与党となり違う位置から見ると、政権交代したことを実感する瞬間となりました。
また隣席の同僚議員とともに、初当選以来、特にこの四年間は、毎年自民党総裁の都合で首班指名が行われていたことや、今回、自分の書いた「鳩山由紀夫」が実際に「内閣総理大臣」に選ばれるなど感慨深くその時を迎えました。
◆全ては政権交代から始まります!
特別国会は、首班指名と委員会の構成を決定することが主たる議事であり、今回も4日間と短い会期です。
本格的な法案審査などは、次の臨時国会と、初めて民主党政権が22年度予算を提出する通常国会となります。
この本予算提出までに、税金の無駄遣い徹底追及など、まだまだ安定した政権となるには様々な課題があります。
しかし、今回の戦後初めて国民の選択=選挙による政権交代に繋がる、歴史的な大変革であります。
この大変革に機会を最大限に活かし「生活が第一。」の政治を再構築してまいります!
◆次官会議123年の歴史に幕・・・・新内閣スタート
国会の首班指名の直前に、この政権交代を象徴する出来事がありました。
9月14日首相官邸で1886年、明治から続いた事務次官会議の最後の会議が開かれました。すなわち事務次官会議は事実上廃止となりました。
これまで、事務次官会議で決まったことのみ閣議(大臣の会議)で承認の対象になっていいました。
自民党政治で築かれた官僚依存の政治からの脱却を変えること、これが民主党政権の第一歩となります。
◆これからが正念場です。
子育て支援、消えた年金を取り戻す、景気対策、雇用、税金の無駄遣いなどなど問題は山積しています。時代が変わったのを認識しつつも、認めたくない旧体制との戦いの火ぶたが切られました。
これからも安心して暮らせる毎日のために、日々全力で尽くしてまいります。