【プレス民主 号外 2009年9月7日版】

こみやま泰子

 第45回衆議院総選挙は民主党に308議席を頂く結果となりました。
 私も142,556票を頂きました。
 この得票に込められた「期待」と「責任」をしっかりと携えて、三期目の衆議院議員の活動がスタートします。

◆お粗末な駆け込み天下り

 民主党政権となって一番変わるのは、予算編成です。すでに官僚との駆け引きも始まっています。
 解散前から選挙期間中、さらに特別国会が開かれるまでの間であるこの時期、駆け込みで天下りや、玉突き渡り人事が公表されています。
 このような保身ばかりの官僚のお粗末な姿勢と、自民党政権・麻生内閣の無責任な姿勢が重なって見えていたからこそ、今回の総選挙での有権者の選択になったのでしょう。これからも税金の無駄遣いは許しません!

◆よどんだ水を器ごと変える

 これまで自民党政権という花器の中に政治の花が飾られていました。税金のムダ遣い、天下りの仕組み。長期間に至り器に入っていた水には様々な栄養剤や防腐剤が入っていても、雑菌の繁殖や異臭の発生などが起こっているような状態でした。
 今回の総選挙では「先ずは変えよう」と、新しい器=民主党を第一党に選択して頂きました。
 新しい器のもと、生活が第一の花を生けてまいります!

◆白紙ならば鳩山由紀夫と書こう

 16日に開会される予定の特別国会での首班指名選挙において、自民党議員が麻生太郎総裁の名を書きたくないから「白紙」で対応するといった報道があります。
 「自民党に首班指名に値する議員がいない」とか、「どうせ民主党の鳩山由紀夫が首班指名されると決まっているから諦めている」などと考えて白紙を投じるのならば、腹を据えて鳩山由紀夫と書くべきではないかと思います。
 選挙の結果を真摯に受け止めた上で、野党第一党・自由民主党は、政府与党をしっかりとチェックするという重要な役割を担っていただかなければなりません。

◆常に初心に立ち返り働きます

 総選挙では、政権交代を実現して、国民の生活が第一の政治への転換を行うことを訴えてきました。民主党マニフェストにかかげた政策を、しっかりと実行していく。まさにこれからが本番だと思います。
 常に初心に立ち返り、皆様の声を国政に届けるべく精一杯働かせていただきます。今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。

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