日本型セーフティネット構築の重要政策

こみやま泰子

日本型セーフティネット構築の重要政策

1 全ての国民が安心した生活を送れる仕組み

① 確実・公正な「信じられる年金」の確立
・「年金通帳」を全加入者に交付して、記録が消えないシステムに改める。
・全ての年金制度を一元化し、年金の基礎(最低保障)部分は全額税で賄う。
② 誰もがいつでもサービスを受けられる医療・介護の確立
・後期高齢者医療制度は廃止し、医療制度を一元化する。
・「医師確保制度」を創設して、医療現場の崩壊を防ぐ。

2 安心して子育てと教育ができる仕組み

・子ども1人当たり月額2万6000円の「子ども手当」を支給する。
・高校の授業料の無料化をすすめ、大学などの奨学金制度を拡充する。

3 まじめに働く人が報われる雇用の仕組み

・国としてあらゆる手立てを講じて、「働く貧困層」の解消に取り組む。
・パートや契約社員を正規社員と均等待遇にする。

4 地域社会を守り再生させる仕組み

① 農林漁業の再生
・農業者への「戸別所得補償制度」を創設して、農業経営を安定させる。
・安全な食料を国内で安定供給し、食料自給率を高める。
② 中小企業の再生
・「中小企業憲章」を定め、国がタテ割り行政を越えて総合的に支援する。

5 国民の生活コストを安くする仕組み

・全国の高速道路を無料化し、物流コストを引き下げる。
・ガソリン、軽油の暫定税率を廃止し、増税分を国民に還元する。

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