【プレス民主 号外 2009年4月26日版】

こみやま泰子

 ゴールデンウイーク前の国会は、予算関連法案など各法案の審議が行われています。
 私も法案の疑問点について質問に立ちつつ、法律の附帯決議の案文作成なども携わって、議員としての経験を重ねています。

◆約15兆円に上る血税ばらまき…

 21年度予算が採決され、予算関連法案の審議最中に、21年度補正予算が政府から国会に提出されます。
 この間わずか約三週間。予算内容が不十分であるなら、修正すべきですが、残念ながら今の政府内閣は、先を見越した予算組みが出来ません。

◆無駄遣いはゆるさない!

 政府や一部メディアは、不景気だからと補正予算による今回のバラマキを評価しています。
 しかし、次世代にツケをまわす借金とその利息払いが、日本人の将来に不安を増すことは明らかです。
 ましてや国交省の関連補正予算を見れば、これまでも語られていた施策の羅列ばかりであり、緊急景気対策の為に新たに知恵をだした内容ではありません。
 こんなところにもますます官僚主導の政治になっているなと実感させられます。
 来年の予算編成時には、天下りや無駄遣いを排除し「国民の生活が第一。」になる予算組みにしなくてはならないと決意する今日この頃です。

◆提案した観光バスの割引制度が現実!

 昨年来、景気対策ならば観光バスの割引制度の方が、一般ETC付き乗用車より効果が期待できるからと、国交大臣に実施の提案をし、大臣が了承。
 本年7月から実施される事が決定しました。
 提案が実現するのは国会議員として誇らしくも、嬉しいのですが、そもそも総額3兆円もの税金を補填して「複雑な割引制度の高速道路」とするよりも民主党の提唱する「高速道路原則無料化」の方が、中小企業等の物流にも、景気対策効果にも確実に成果が期待できます。
 景気を良くするには、やはり政権交代するしかありません。

◆名古屋市長選応援に行って来ました!

 私の選挙応援もして頂いた河村たかし前衆議院議員が名古屋市長選に立候補しました。感謝と応援の気持ちで私も名古屋に行って来ました。
 雨が降る中、自転車を漕ぎ、びしょ濡れになりながら街頭演説していると、マンションのベランダに出る方、いつの間にか支援者があつまり輪ができていて、直ぐに写真撮影。気さくな60才の河村たかしさんの人気の高さを痛感しました。
 選挙序盤には国会でヤミ金融に乗り込んだり共に活動した上田埼玉県知事も一緒に自転車街宣されたそうです。

◆名古屋の総理になれ!私は埼玉で頑張ります!

 それにしてもママチャリに乗り、ドラゴンズの青い帽子を斜めにかぶった河村たかしさんが、中日ドラゴンズのテーマソング流れる選挙カーと共に走っている姿は私にとって衝撃的でした。
 永年、名古屋市長選挙は各党相乗り無風選挙だったそうです。今回、既に期日前投票が、前回の3.4倍に伸びていると中日新聞にありました。
 別れ際「また応援いくからな(名古屋弁)頑張れよ」と励まされてしまいました。
 今まで河村たかしさんに応援頂いた全国の議員や候補者も、「名古屋の総理になれ!」との思いで、連日応援に入っています。
 このように縁を大切にする方が衆議院からいなくなるのは、残念ですが、名古屋市長となり活力を日本全国へ発信して頂きたいと願っています。

 議員はやはり一人ではなく、国民・市民と共にあります。一緒に住みやすい日本をつくるべく、日本を変えましょう!!

河村たかしさんの応援のため名古屋へ
雨の中、河村たかしさんとずぶ濡れになりながら頑張っていた佐藤ゆうこ愛知県議
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