アカデミー賞受賞作品「MILK」

こみやま泰子

 映画議連主催の上映会が憲政記念館でありました。
 今回は本年度アカデミー賞受賞作品「MILK(ミルク)」で、最優秀主演男優賞と最優秀脚本賞受賞だけでなく、実話の映画化であり大変興味があり私も観ました。
 アメリカタイム誌で20世紀の100人の英雄の一人に選ばれた、実在の政治家ハーヴィー・ミルクが命がけで起こしたムーブメントと彼の人生を映画化した作品です。ハーヴィーはゲイで、マイノリティの為に戦い、暗殺された実話を見事に演じた主演のショーンペンの演技には圧倒され、ラストの追悼行進のシーンには自然と涙が流れました。
 私自身、議員として苦しくても突き進まなくてはならない時もあり、時代も政治目標も嗜好もハーヴィーとは違うけれど、感銘を受ける言葉がたくさんある映画でした。
 多くの方に観ていただきたい映画でした。

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