【プレス民主 号外 2008年10月6日版】

こみやま泰子

 駅頭やホームページ等で、国政報告を続けています。
 「情けない政権」の現実を伝えなくてはならないのは辛いですが、これが現実です。
 改めて国民の意志を反映し、国民の生活を守る誇り高い議会を解散総選挙により再構築をしなくてはならないと決意を深めました。

◆所信表明、批判ばかり

 総理の所信表明は本来「国の重点課題を示す」大変重みのある演説です。
 麻生総理の所信表明は自民党議員の間からも「(所信表明ではなく)代表質問だ」と評されるものでした。私も同感です。民主党への質問と“私は”を連発する国家ビジョンなき演説は「ナルシストぶり」が際立った感があります。「日本国総理の演説」ではなく「自民党総裁の選挙演説」です。
 小沢一郎代表は民主党の政権構想を述べつつ、議会が正常に機能する為に憲政の常道を正しました。

◆議会の基本に則さない自民党

 鳩山幹事長も指摘したように「質疑者は質問をする」のであり「答弁はできない」のが、議会のルールです。
 だからこそ英国議会を見習い「互いに質疑応答できる唯一の場」として「党首討論」制度を取り入れました。
 審議で提案者から質問してそれに答えていたのでは、提案(所信)の問題点など指摘をする機会・時間が奪われることを意味します。このため鳩山幹事長は「答弁を求めるならば、別途時間をとれ」と主張しました。つまり“麻生総裁”からの逆質問は、提案者による質問封じ・審議妨害とも言えるものです。

◆消された年金145万件

 厚生労働省管轄下は様々な問題があります。後期高齢者医療制度・医師不足・医療難民・ワーキングプア・障がい者政策・消えた年金・消された年金…
 社会保険庁がデータ改ざんした可能性のある件数が発表されました。“消された年金”について調査確認をすると厚労大臣が発表しましたが、問題の疑われる件数のうち、ごく一部についてのみ調査を行うというまったく不十分な計画です。ねんきん特別便の発送では発送先や記載内容を選別して送ろうとしたがために発送しなおしによるムダが度重なりました。すべてを明らかにするという姿勢でのぞまない限り、解決には程遠いと考えます。

◆民主党と一緒に「日本を変えよう!」

 民主党は5つの柱を据えて「日本型セーフティーネット」をつくり、安心して働き暮らせる新しい日本をつくります。「生活を守る。」ために民主党に数を与えて下さい!私たちは懸命に応えて参ります。
 政権交代準備完了!
 一緒に日本を変えましょう!

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