【プレス民主 号外 2008年9月26日版】

こみやま泰子

 自民党総裁選のお祭り騒ぎが終わり24日、第170回臨時国会が開会し、約3ヶ月の政治空白をつくったことへの反省の弁も聞かれないまま、麻生新内閣が発足しました。
 福田内閣改造、麻生新内閣となる間にも失言問題で就任直後の大臣が更迭されるなど、安定した行政運営とは程遠い現在の自民党政権の実情は日本にとってマイナスとしか言えません。

◆小沢一郎衆議院議員、民主党代表に三選

 9月21日の代表就任演説では、全国各地をまわって疲弊した日本の現状を目の当たりにしてきたことに触れられ、また「主権者である国民が決意すれば、政治は変える事が出来る。自ら変え、日本を変える。」「自民党の総理は政権を投げ出せても、国民は生活を投げ出せない。」と力説される姿にはこれまでにも増して緊迫感がありました。

◆京セラ稲盛会長からも檄!

 臨時党大会に来賓としてご出席されていた京セラの稲盛会長は「民主党に数をください。今は頼りなくても、必ず育つので、次期総選挙では数を与えて下さい!と有権者の皆さんにお願いしなさい」と激励の言葉を頂きました。
 この檄に込めた思いの深さに私も応えたいと思います。

◆マニフェストに注目下さい

 先日「川越の将来を考えるシンポジウム」に参加しました。主催者の一人である笹森清元連合会長と基調講演をされた21世紀臨調の曽根泰教慶応大学教授はマニフェストの本質と市民からの提案の重要性について、大変分かり易く語られました。
 ガソリンなど燃料の高騰・食品偽装・汚染米・消えた年金・消された年金・サブプライムローン・リーマンショック・ワーキングプア・税金の無駄遣い…。
 現在の日本は数え切れない程の問題を抱えています。

◆日本を変える!

 民主党は社会保障、子育て、雇用、農林漁業、中小企業などきめ細やかな「日本型セーフティネット」を確立し、日本の新しい仕組みをつくります。
 政治は生活を守るためにあります。弱者切り捨て・天下りや無駄遣い高級官僚を助長した「自民党長期政権」の政治を変え、一緒に「住みやすい日本」をつくりましょう!

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