2月7日、今国会、初めて実施された衆議院予算委員会省庁別審議(私・小宮山は国土交通省所管事項に関して質疑)にて、質問の機会を得ました。
16分間と短時間でしたが、国土交通省省所管の官民ファンドに関して、また豪雪対応と、老朽化インフラ災害ともいえる埼玉県八潮市の道路陥没への政府対応について国土交通大臣および財務大臣に質問し答弁を得るとともに、関係して提案も行いました。
先ず、国土交通省所管の官民ファンド「JOIN(海外交通・都市開発事業支援機構)」が、800億近くもの多額の損失を計上したことから経営改善策・改善計画の策定が行われている件について国土交通省、財務省の対応を問いました。有識者会議における検討結果に準じた回答で、財政投融資(産業投資)も含め、今後の対応にも注視していく必要を感じました。
また、特に2月に入ってからの豪雪被害に対して、関係自治体への道路除雪費用追加支援について質問したところ、前向きな回答でした。
さらに、1月28日に生じた老朽化インフラ災害とも呼べる八潮市の道路陥没事故は、下水道流域の約120万人が使用自粛、道路陥没拡大など大きく被害が拡がっています。
立憲民主党埼玉県連の埼玉県議会議員・地方議員が埼玉県・被災自治体、住民の方々等からヒアリングを通じ、国への要望をまとめてくれたのを照会しつつ、財政支援、今後各地で生じかねない類似の 老朽化インフラ災害 への対処制度創設の要望などについて質問しました。
国土交通大臣および財務大臣から、埼玉県と連絡を密にし、対応していく旨の答弁でした。
早期のドライバーの発見と復旧を願い、質問を終えました。
昨年の衆議院選挙後、少数与党となり野党が多数を占め、国会の景色は変わり、予算委員長ポストは立憲民主党の安住淳代議士が務めています。
長年、自民党中心の運営がつづき、予算委員会の審議においても予算案に不備・無駄が明らかになった場合も、政府与党が修正に応じることはありませんでしたが、少数与党になり、昨年末の補正予算で初めて修正に応じ、来年度予算においても立憲民主党他の指摘に対して、修正等される可能性が高まっています。
この国会で、初めて試みられた省庁別審査は、委員会審議の冒頭の基本的質疑に続いて2月5〜7日に3日間開かれました。
内閣官房と16府省庁を6グループに分けて財務相と省庁を担当する閣僚より関係する予算案の狙いを説明するとともに、具体的内容を集中的に議論するものとして開かれました。
予算委員会1 | 予算委員会2 |
予算委員会3 | 予算委員会4 |
質疑の詳細は以下の議事速報をご覧ください。
↓↓↓↓↓<2025.2.10 Upload>↓↓↓↓↓
【議事速報(速記録)pdf】
https://www.yasko.net/wp-content/pdf/20250207yosan_iinkai.pdf
又は、
【議事速報(速記録)text】
https://www.yasko.net/wp-content/pdf/20250207yosan_iinkai.txt
※本議事速報は、正規の議事録ではございません。