【プレス民主 号外 2008年8月26日版】

こみやま泰子

 北京オリンピック・甲子園・埼玉県での高校総体などが終わり、連日猛暑の続いた今年の夏も終わりを迎えます。寒暖の差の大きくなる時節柄、皆様体調にお気をつけください。

◆第170回臨時国会開会日、ようやく決まるか?

 臨時国会召集日は、7月頃にはには8月22日だろうと目されていました。ところが最近では9月12日に開会するのではないかと報道されていますが、なかなか決定にいたらないまま日を重ねています。これは与党間、自民党と公明党の間で協議が整っていないため、と言われています。福田総理の決定がそのままでは通らない現連立政権の不安定な現実が垣間見えます。

◆ガソリン高騰の結果

 ガソリン高騰の影響で遠出を敬遠した傾向が明らかになったことが新聞に報じられました。私も地元を回っていて子供連れなど連年に比べて人の流れの違いを感じていました。
 レジャーだけでなく普段からの生活に欠かせない自動車をご利用の多くの方々や、中小企業・個人企業の経営者の方々など、お会いする多くの皆様から「ガソリンを安くして欲しい」との切実な声を掛けていただきます。
 補助金ばらまきから脱却し、民主党の主張であるガソリンの暫定税率等を景気対策として柔軟に採用されることの意義を政府にも地方自治体の皆様にも理解いただくことを望みます。(無論、民主党政権を樹立した後は、ただちに実行したいと思います。)

◆上野由岐子投手ありがとう!

 今年5月、川越市初雁球場で行われた全日本女子ソフトボールの公式戦で始球式をさせて頂いた事もあり、上野投手はじめとした女子ソフトボールの金メダル獲得は、北京オリンピックでもらった多くの感動の中でも一際嬉しいものでした!
 また表彰式後にボールで表した「2016」とメダリスト達が一同に記念撮影する姿にも感動しました。

◆武器や言論弾圧のいらない世界…

 ロシア軍のグルジア侵攻やパキスタンの政変、報道記者の拘束など平和の式典オリンピックの開催中にも世界では様々な、そして深刻な問題が起きています。
 しかし、アスリート達が競技を通じて、国境をも乗り越え理解し、讃えあい、感動を共に分かち合えることを改めて教えてくれました。
 ただ近年のオリンピックが商業的成功を求めようとする考えが強すぎるのではないかと感じる点には、考えさせられます。オリンピックは国籍や人種、言語、宗教、そして資金力に左右されない理想像を追い求めてもらいたいと感じた夏でした。皆様にとって、北京オリンピックはいかがでしたでしょうか。

◆北京パラリンピックに注目!

 北京オリンピックは閉会しました。
 水泳・陸上リレー・柔道やフェンシングなど素晴らしい成績と協議の様子が記憶に刻まれました。チャンイーモウ監督演出の式典も見応え満載でした。
 オリンピックの映像が流れると、多くの皆様が吸い込まれるようにテレビ画面に見入ってしまう感じを覚えられたのではないでしょうか。
 来月、北京パラリンピックが始まります。こちらも素晴らしい試合が期待されます。
 北京オリンピックで新たに加わった種目にオープンウォーター(遠泳)があります。同競技にはアテネパラリンピックの競泳協議で金5個、銀1個を得る活躍をされたナタリー・ドュトイトさんも出場しました。毎回、レベルが上がり白熱した競技が繰り広げられます。埼玉県から出場する多くの選手の活躍も楽しみにしています!

アーカイブ