【プレス民主 号外 2008年7月28日版】

こみやま泰子

 梅雨明け以降、連日猛暑が続いています。水分摂取など、熱中症対策に御留意下さい!

◆北京オリンピック開幕間近

 いよいよ8月8日の北京オリンピック開幕が近づいてきました。日本選手団には大いに活躍してもらいたいと思います。大気汚染や、食品の安全、またバス爆発のテロが起こるなど、急激な経済発展がもたらした様々な格差の問題が表面化しています。日本にとって隣国であり且つ最大の貿易国であるからこそ、お互いにキチンと話し合える新しい関係を作り上げなければなりません 。
 次期総選挙で政権交代を実現し、アジアをはじめ中国とも関係を立て直していきたいと思います。

◆なぜか夏休みに海外視察する議員たち…

 先日、自民党の議員から「小宮山さんは海外に行かないの?」と尋ねられ「行きません。地元です」と素直に答えました。
 海外の各種機関も基本的に夏休みの期間で、主だった国際会議も無いにもかかわらず、この時季に海外視察には行くのが当たり前との認識なのでしょうか…
 実際、この夏にも衆参議員170人程が海外出張しています。私も、委員会理事が単純に順番で海外視察に行くのに国費を使うのは無駄だと思います。しかし公費出張のファーストクラス使用禁止を叫ぶ一部小泉チルドレン系の議員の、「世論受け狙いで短絡的な削減論」には疑問もあります。
 本来「国民・国会を代表して海外に行く重み」を改めて思い返す海外出張であるべきだと思います。

◆まずは国内問題を優先させないと…

 そこで私は国会休会中も、日本の国会議員として、率先して解決すべき国内問題に取り組みたいと思います 。
 後期高齢者医療制度、ガソリンや原油高などの打撃を受けている各団体の皆様からのヒアリングに取り組み、また都市近郊農業や、岩手や宮城県など被災地の支援策、さらに国内の諸問題についても自費で訪問研究するなどして、来る臨時国会に備えたいと考えています。
 皆様からのアドバイスや情報とご協力をお願いいたします!

◆8月も値上げラッシュ…

 政府の見解はないですが、スタグフレーションに入っているといった意見が多くなった気がします。
 日本国内で中小企業の会社数が全会社数に占める割合は約99.2%。さらに中小企業数(会社数+ 個人事業者数)が全企業数に占める割合は約99.7%に上ります。本当の意味での日本の景気回復・ 景気動向はこれら中小企業が担っていると言って過言ではありません。
 高度経済成長時代の後、昭和50年代、60年代からほとんど変わらない政府の予算配分に、メスをいれる必要があります。
 現実と将来を見据えた編成にするには「“改革”と言葉では叫べど、何もしない硬直化した現政府」から「政権交代での政策転換」が必要です。

◆早く国会開会を!

 今週中にも内閣改造が行われるといった憶測が飛んでいます。
 インド洋で行われている自衛鑑による給油支援活動の期限延長をしたい政府自民党は、当初8月22日から臨時国会を開会すると伝えられていました。
 しかし最近、会期中に民主党の追及を受けたくない為とか、公明党の意見に応じてといって、開会が10月近くになるかと報じられました。
 与党の思惑を優先させている余裕は今の日本にはありません。
 「国民の生活を守る」為に一刻も早く、国会審議を再開すべきです。
 皆さんのご意見をお聞かせ下さい!

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