【プレス民主 号外 2008年6月15日版】

こみやま泰子

 昨日、岩手宮城内陸地震が発生しました。亡くなられた方、並びに被災されました多くの皆様に心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。
 国際宇宙ステーションでの日本の実験棟「きぼう」組み立てミッションを成功させた星出さんの帰還。イランで誘拐された中村さんが約8ヶ月ぶりに解放されるなど、先週は、様々な事が起きました。
 また現行憲法下で初めて内閣総理大臣問責決議が可決された11日、私は午前中に国土交通委員会で「下水道事業のあり方について」質問しました。

◆福田内閣は国会の決議を真摯に受けとめよ

 参議院で「内閣総理大臣問責決議」が可決しました。
 ガソリン代はリッター当り170円を越し、生活に密着した各種製品の値上がりが続いています。一方、天下りと不明瞭な支出が露呈した道路特定財源や後期高齢者医療制度などの問題は未解決です。
 福田内閣に日本の舵取りは任せていては、国民生活は守られないとの声を真摯に受け止めるべきです。
 行財政改革の近道は、政治・政権を変えることと、今後もご一緒に頑張りましょう!

◆岩手宮城内陸地震

 被害に遭われた皆様には一刻も早い復旧と回復を願っています。
 近年、世界各地で想像を絶する規模での自然災害が多発しています。地球温暖化も影響しているのでしょうか。
 本年は、ミャンマーでのサイクロン、中国四川大地震が続いて発生しました。それぞれ現地で厳しい状況下に過ごされている被災者の方々への支援が充分に行き届くことを願ってやみません。

◆日本の文化や建築を見直そう!

 先日、裏千家茶道の先生とお話した際、千利休が始めた茶道の精神を活かして暮らせば、自然との共生を重んじていることや、物を大切にすることが、現代にもとても有益なはずだと力説しあいました。
 一例として、茶道ではお湯を沸かす「炭」は使い切ったあとの「灰」までも有効に使用します。
 私も茶道を通して、物を使い切る大切さを教えられました。
 改めて日本人がかつて実践していた、自然と共生した文化や住宅や暮らし方を検証し、活用していくことを研究したいと思いました。
 皆様のご意見、お待ち申し上げます。

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