決算行政監視委員会質問

こみやま泰子

 決算行政監視委員会で質問の機会を得ました。
 先ず、著作権の戦時加算の問題について尋ねました。これは先の大戦の開戦から各関係国との平和条約締結までの期間を著作権保護期間に上乗せする、というもので、現在も解消されていません。相手国もあることで難しい面もありますが、外務省、文部科学省、関係省庁連携して、解消に向けて頑張って頂きたいと述べさせていただきました。
 次に、昨年の決算行政監視委員会で国家公務員のアルバイトの問題について取り上げましたが、その後の経過について確認すると共に、贈与等報告書の管理のされ方についてデータベース化するなどした方が良いのではないかと意見を述べさせていただきました。
 さらに、今国会で道路特定財源の問題の議論の中から話題となっている国土交通省でのタクシー券利用の問題に関して、使用済みタクシー券及び、同使用簿などの保存状況について質しました。明らかとなったこととして、これまで使用簿などについても保存期間が充分と考えられる期間には足りていないという現実がありました。今、決算行政監視委員会では平成18年度の決算に関して審議していますが、その審議対象年度の使用簿などについてさえも、既に保存されていない場合が少なからずありました。冬柴大臣は4月1日以降のタクシー券使用については使用方法をきちんとすることを表明され、3月28日付けで通達も出されていますが、それ以前のものについてどのように取り扱われることになるのかしっかりとした答弁を頂きたいと質し、金子政務官から、過去の分について5年間保存を行うという答弁を得ました。

タクシー利用記録保存問題で質疑
アーカイブ