タクシー政策議員連盟役員会

8月8日、タクシー政策議員連盟(辻本会長、私・小宮山は幹事長)役員会を開催し、本年4月より導入されている日本版ライドシェア制度をはじめとした諸課題について、国土交通省、内閣府、全国ハイヤー・タクシー連合会などから説明をお聞きし、意見交換しています。
3月の国交委員会でも質疑しましたが、白タク(無許可のタクシー)の検挙は少ないが、実態把握もできないのが現実です。
本日のヒアリングで、福島県でライドシェアを語る白タクの報告がありました。正規のタクシードライバーが、駅前タクシープールに侵入した一般車両に声を掛けたら「ライドシェアだ」と回答し、すぐに逃げたそうです。このような事例から、脱税や反社の参入など懸念されます。
また、内閣府での議論には、個人情報流出した企業の責任者も名前を連ねています。規制緩和の御旗のもと、様々な問題が見えてくる説明もありました。
安全な有償運送は、今後のインバウンドにも重要な要素です。改めて、なぜ業法が出来て、タクシーがあるのかなど過去の事例を踏まえた議論を重ねていきたいと思います。

議連役員会にて1
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