【プレス民主 号外 2008年2月12日版】

こみやま泰子

◆第169回通常国会の課題

 現在、衆議院予算委員会で平成20年度予算が審議中です。この審議では、やはり道路特定財源の取り扱いが注目されています。私も同特定財源により作られた地下駐車場に関する調査などを通じて税金のムダ使いを明らかにするべく努めています。
 さらに、所属する国土交通委員会では、以下内容の法案が政府から提出されています。
・道路整備の財源の特例
・観光庁(仮称)の設置
・長期優良住宅の普及促進
・事故調査委員会と海難審判庁を改組等して、交通政策審議会に移管
・その他
 また建築基準法改正で建築確認の遅れ改善や国土形成計画の策定、特定船舶入港禁止など、引き続き対応が必要な課題が山積しています。

◆テレビ出演について…

 昨年末は日本テレビ“太田総理”の番組に女性国会議員のひとりとして出演。結構、バラエティー番組出演には賛否両論を頂きます。
 議員はタレントではありませんから、正直なところバラエティー番組に出演すると永田町では「軽く」みられてしまうことも否めません。しかし、太田光さんが旧上福岡市出身ということとともに、多くの方に政治に興味を持って頂けるきっかけになればと思い出演しました。今回、私の発言は見事に本放送ではカットされ、なかなか思うようにはいかないのもバラエティー番組ならではと実感いたしました。
 今後も機会があれば御支援を頂いてる皆様のご意見を参考に対応してまいります!

◆永田町に変化あり!

 昨年の参議院選挙の結果、参議院では民主党が第一党となり、法案提出から審議、議決まで主導権を持っています。
 これに伴い、霞ヶ関の各省庁官僚が私たちに対して示す対応も様変わりしつつあります。以前に比べて説明がより丁寧になってきたと感じます。充分満足いく資料の提示まではまだですが、民主党所属議員にも政府の政策に賛意を得ておきたいという、ある種の危機意識が見て取れます。

◆埼玉から政治を変える!

 「ねじれ国会」だからこそ、充分な国会審議をしなくては国会が機能を失いかねないという雰囲気が生じてきています。まさにこれこそ生活を守る議論を国会が行う上での基本中の基本だと思います。
 思い返せば初当選以来、100年安心の年金改革も障害者自立支援法など重要な法案の多くが、議論も基礎データの検証も不十分なまま、与党・自民党により審議打ち切り、強行採決されてきました。
 皆様に衆議院に送って頂いた私にとって、国民にツケを被せる法案が、強行採決されるほど悔しい時はありません。この現状を正すには、政治を変えるしかないとの信念を貫くほかありません。
 これからも皆様のご理解ご激励を糧に一歩一歩、成長し、この道を歩ませて頂きたいと存じます。どうぞ引き続き御支援のほどよろしくお願いします。

アーカイブ