【プレス民主 号外 2008年1月4日版】

こみやま泰子

◆新しい年の幕開けです。

 皆さんは年始年末いかが過ごされましたか?
 子供の頃は正月三が日はお店もお休みで、新年の幕開けには静かさと共に独特の緊張感がありました 。
 いまは元旦から商店街やデパートの初売りに通常の休日以上に多くの方が集まり、楽しく賑やかでリ ラックスした雰囲気となってきたように思います。
 元旦からお仕事していらっしゃる皆様や家庭サービスなど頑張っている方々に敬意を表し、改めて良い年にしたいと思いました!

◆最大の決戦、最終の決戦

 私の新年は“例年通り”地元の元朝祭からスタート。
 午前中は皇居での新年祝賀の儀に出席し、午後、小沢一郎代表宅で同僚議員や候補予定者など多くの同志方々と今年こそ政権交代実現をと誓い合いました。
 代表からは、政権交代に向けて力のこもった新年最初の激が飛びました!その中で「去年の参議院選挙は最大の決戦」と表現し、「政権を変えなければ日本の将来は暗い、来る衆議院選挙は最終決戦」と 、持論でもある行財政改革のために政治を変える=政権交代をしなくてはならないと述べられたのが、印象的でした。

◆ガソリン値下げの必要性

 最近、車に給油する時に痛感するのが原油高の直接的影響によるガソリンの高騰です。
 党内にもまだ論議は残りますが、昨年末『2008年度の税制改革大綱-納税者の立場に立ち「公 平・透明・納得」の税制を築く-』を発表しました。
 その中で30年も続いた「ガソリン暫定税率」を今年3月に期限切れを迎えるのを機に廃止するよう提案しています。

◆インド洋より、まずは日本の給油を考えたい

 ガソリン価格の内訳には純粋な油代の他に「ガソリン税・石油石炭税・消費税・暫定税率上乗せ分」が含まれます。(給油した際には領収書などに記載がありますから、参考にご覧ください)
 民主党は納税者の視点から、上乗せ分暫定税率の廃止を提案しています。これによりナント「25.1円」ガソリン価格値下げになります。与党からは「民主党は無責任大衆迎合だ」と大合唱をおこす事でしょう。

◆地域主権のために財源委譲

 しかし民主党案は今まで地方に回って道路財源や除雪費用に使っていた部分は、地方自治体に丸々渡すし、今まで官僚配分で決められていた財源も地域主権の観点から財源委譲します。道路整備を行うために“必要な”お金も無くしてしまうという話ではありません。

◆ムダ使いの仕組みを変えたい!

 私たちは、国の借金を増やし続けた与党自民党と官僚が作っている「これまでの仕組み」を改め、「新しい予算組み」をしなくてはならないと考えています。
 年金・障がい者政策など社会保障、ODA、中小企業政策、教育、農業など食・自給率に関する予算と、はたして日本政府は本当に必要なところに配分していると言えるでしょうか。
 問題は山積しています。だからこそ政治は「生活を守るためにある」という原点に立ち返らねばなりません。

◆北京オリンピック、日本選手を応援しましょう!

 8月には4年に1度のスポーツの祭典、北京オリンピックが開催されます!
 報道されている大気汚染などによる選手のコンディションへの影響も心配されますが、是非とも頑張ってもらいたいです!
 私自身と、日本の政局は、7月のサミット終了後にも総選挙があるとの予想もあり、ゆっくり応援という状態ではなく、慌しい1年になりそうです。
 皆様にとって充実した1年になりますよう心からお祈り申し上げます。
 本年も朝の駅頭などで国政の現状をお伝えして参ります!
 皆様からのご意見・ご提言お待ちしています。

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