山梨リニアモーターカー実験線視察

こみやま泰子

 以前より興味を持っていたリニアモーターカーに試乗してまいりました!
 28日、衆議院国土交通委員会での山梨県内にある超電導磁気浮上式鉄道(リニアモーターカー)、山梨リニア実験線の視察に参加。
 乗車25分間で300、400、500km/hを体験し、その速さに圧倒されました!
 平成28年度までに実用化技術を確立するための情報管理、安全管理上、施設内からの撮影を許可されていないため、頂いた資料と座席番号の紙(乗車券と言える物でしょうか)の写真を記録として残しました。
 実用化されれば東京-大阪間が、わずか一時間で繋がります。途中、ある与党議員からは地元にリニア駅設置をと触れるなど誘致が先に立つかのような“昔ながらの利権誘導”の香りを感じるなぁと思ってしまう質問発言も垣間見られ、沿線各県に駅の設置を行うことが何より前提であるようにも述べられていましたが、各地に駅を造っていったのではリニアのメリットが活かされないと思うし、旧態然とした感覚がいまも根深いという感想を持ちました。
 もちろん私の地元、埼玉県で生活する県民・市民の皆様にとっても、高速鉄道が重要なものであることは間違いありません。しかし例えば新幹線を利用するにもJR川越線や東武東上線などのローカル線で、ターミナル駅に移動することが必要で、日常的に用いている「普段の足」としての鉄道の利便性、交通網の利便性向上があってこそ生活をより充実したものと出来、ひいてはエネルギーの節約など環境問題への対応にも繋がると確信しています。
 これからも先ずは地域を結ぶ「ローカル線」を大切にしてまいります。

当日の資料類

アーカイブ