【プレス民主 号外 2006年12月版-1】

こみやま泰子

◆政府の景気判断と現実乖離
 建築士法改正案の質疑を通して、土木建設業の実態調査データを見直し、改めて日本の景気は悪く、かつ今の政府は大企業優先、勝ち組しか見ていないと実感しました。建設業もですが、国内企業の九七%は中小事業者で占められています。
 大企業や勝ち組の存在自体を問題視しているのではありませんが、既に資本力のある方々は自己責任で自由に伸びていただければよい。しかし「弱者切り捨て」によって成り立つ「勝ち組志向」であってはなりません。もちろん政治においては尚更です。
 自民党の復党騒動を見ていても、自分だけよければよい、儲かればそれで良いといった風潮を後押ししてきた政府与党の責任は非常に重いのではないでしょうか。
◆川越ナンバー、交差点改良、圏央道開通
 次々と明るみに出る税金のムダ使いに怒りを覚える毎日ですが、提案していた事が実現した時など嬉しい事もあります。
 例えば、県議会議員を務めていた頃から要望していた、首都圏圏央道の八王子インターへの接続開通が、ついに来年の6月に見込めるようになったことです。次は埼玉県内での全線開通を目指します。
 地元の川越で児童が犠牲になった交差点改良が速やかに行われた件は、今後の交通事故多発地帯での先進的な事例になると感じています。
 また、自動車のご当地ナンバー「川越」が本年10月から始まりました。地域活性化の為の観光政策推進を唱えている私にとって、地元地域の知名度向上に大きな期待をかけています!
◆小さいけれど肝っ玉、頑張ります!
 先日、父の13回忌を無事終えることが出来ました。
 31年間一直線に自分の信じた政治の道を歩み、衆議院議員を続けられたのは多くの支援があったからこそと、感謝しております。
 人生には様々な節目があります。私にとって県議会議員の時に彩福祉グループの不正処理の特別委員会委員になった事の影響は大きく、地方主権を唱える節目に繋がった気がします。私自身も支援して下さる地元等の皆様、優しい同僚議員や友人、家族、スタッフがいるからこそ頑張れます。
 これからも住みやすい日本をつくる為に、新たな気持ちでこの道を歩んでまいります。どうぞ今後ともご指導、ご助言の程よろしくお願い申し上げます。

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