8日、立憲民主党土地家屋調査士制度推進議員連盟(会長は逢坂誠二代議士、私・小宮山泰子は議連幹事長)の総会を開催。
総会には、日本土地家屋調査士会連合会 岡田潤一郎会長、全国土地家屋調査士政治連盟 椎名勤会長はじめ両会から役員皆様にも出席頂き、10項目からなる予算・政策要望についての説明を受けるとともに意見交換しました。
いわゆる士業(さむらいぎょう)の中で、土地家屋調査士の先生方に務めていただいている内容については、一般に馴染みが薄く、政治に携わる者や行政マンでも充分に把握できていない場合も多いように思います。
土地家屋調査士さんは、土地の境界(筆界)を確定させ、法務局において正しく登記を完了することを通じて、個々の所有権を明確化する、また災害時などの復旧復興を容易にする、幅員4m未満の狭隘道路解消を推進する、所有者不明土地を解消するなどの目立ちにくいものの重要な役割を担っています。
法務省所管の14条地図整備事業、並びに国土交通省所管の地籍調査事業など、公共事業の担い手でもあります。
土地区画のごく一部について、所有権が明確になっていないことで、売買や道路整備、再開発に支障をきたしてしまう、といったことが生じる場合や、隣地との境界について見解が対立するといったことが、しばしば起こりますが、解決に土地家屋調査士さんが活躍いただいてます。
今後とも土地国調査士の先生方が、より活躍しやすくなるよう、必要な法制度の整備など、取り組んでいきたいと思います。
議連幹事長を務めています | 岡田連合会会長 |
椎名政治連盟会長 |