【プレス民主 号外 2006年7月版-3】

こみやま泰子

◆自然災害相次ぐ日本列島
 先日来、国内各地で豪雨の被害が続き、いまだ梅雨明けとなりません。被害にあわれた皆様に心からお見舞いを申しあげます。
 年々、異常気象が与える被害が拡大しています。環境問題は世界規模で捉え、日本も更に対応するべきでしょう。その為にも省エネルギー対応の電化製品をつくる技術等を推進する科学立国に、もっと力を尽したいと思います。
◆観光政策調査会の会津視察
 渡部恒三国対委員長を先頭に民主党観光政策調査会での視察に行ってまいりました。下郷・七日町・喜多方・会津若松それぞれが、独自のアプローチで町並みや、文化を大切にしていて、参考になりました。私が住んでる川越も近年、観光地として賑わいを増していることもあり、特に興味深い視察でした。
 それにしても、どこへ行っても渡部『黄門さま』と耐震偽造追及の先頭に立った馬淵代議士は人気者です。観光地で握手と写真をとる方にすぐ囲まれてしまいました。
 八月に民主党観光政策の中間報告をまとめ、観光が地域活性化の起爆剤となる法案作成をしてまいります。
◆「昭和天皇陛下宮内庁長官メモ」の波紋
 靖国参拝に対し様々な論議が起きています。小林よしのり著『いわゆるA級戦犯』を読みました。
 同書に取り上げられた、東京裁判で唯一国際法に精通していたインドのパール判事の判決文(日本が占領軍撤退した後、この存在が判明)が書かれた『パール判事の日本無罪論』(田中正明著 小学舘文庫)を読んでいます。「法治国家や法律に基づき判断すること」を改めて考えさせられます。
◆パール判事に学ぶ
 小泉内閣はこれまで行財政・年金・郵政・道路公団・医療制度・教育・防衛庁の省昇格・憲法改正につながる国民投票法などの法案を国会に提出しました。
 これら重要な案件に着手したということ自体は評価しないでもありませんが、どれも国民負担が増えるか、中途半端な結末でした。
 国会審議の中で省令で法律の運用を定めていくといった答弁が度々出てきますが、まさしく日本は官僚により運用されているという現状を表しているのではないでしょうか。
 法律に基づき国民生活も成り立っています。
 パール判事の判決文は論理的に「法律に基づく」事の大切さを教えているのだと思います。
◆テレビ出演しました!
 日本テレビ『太田光の私が総理大臣だったら…』に出演しました!
 これまでもいくつかの番組に出演したり活動の様子を取り上げていただいた事がありましたが、いわゆるゴールデンタイムの番組出演は初めてでした。
 すでに放送も終了しましたが、テレビ慣れした議員は収録中も、よく発言するな〜と感じ、同時に「テレビ初心者の自分」を実感しました。
◆住みやすい日本をつくる
 私は国会議員となり、税金のムダ使いを調査しています。4月11日の行政改革特別委員会では東京タワー内にある「感どうする経済館」について税金のムダ使いの一例として質問した事がキッカケとなり、週刊新潮・7月20日号のグラビアページで同施設が取り上げられ、私のコメントも併せて記事に添えていただきました。
 これからも安心して暮らせる日本をつくるため、頑張ります。皆様からのご意見、お待ち申し上げます。

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