平成25年10月17日 衆議院議院運営委員会速記録(議事速報) この議事速報は、正規の会議録が発行されるまでの間、審議の参考に供するための未定稿版で、一般への公開用ではありません。 後刻速記録を調査して処置することとされた発言、理事会で協議することとされた発言等は、原発言のまま掲載しています。 今後、訂正、削除が行われる場合がありますので、審議の際の引用に当たっては正規の会議録と受け取られることのないようお願いいたします ○逢沢委員長 小宮山泰子君。 ○小宮山委員 国家安全保障に関する特別委員会の設置には反対の立場から発言をさせていただきます。  まず、先般海賊・テロ委員会のときも申しましたのと同様の理由ではございますが、今回提案をされておりますこの法案の審議というものでありますが、安全保障会議設置法の一部を改正する法律案、これは既に内閣委員会の方に付託をされているものであり、常任委員会で引き続き審議をすればいいと考えているものでもございます。  また、今回与党からの提案の中では、今まだ決定をされていない法案など、どの法案をきちんと審議するのかという部分では、しっかりと書面で提出されることもなく、早急に設置をして特別委員会で審議をするというには余りにも乱暴な手続をとっていると言わざるを得ません。  また、先般から私どもは主張しておりますが、委員会数、十委員会の中におさめること、今回、特に国会改革が叫ばれている中で委員長ポストをさらにふやすような、こういうような特別委員会の設置というのは、時期尚早であり、この点に関してもしっかり整理をした上でやるべきであり、その中では、現在国際会議等も進んでおりますTPPに関する特別委員会、これは、昨年来各党審議をし、そして設置の方向で定まっている、これを国会が、衆議院での委員会決議も踏まえ、早急に、情報開示を含め、することが必要だと考えているからでもございます。  さらには、少数会派、無所属などの委員外発言の機会など、この点のルールづくりも明確になっておりません。  今回、特定秘密保護法案に関しましては、多くの団体、また個人も含め、心配をされているところでもあります。戦前のような、委員会質疑というものが、多数によって省略される、また粗雑にされるということなく、結果ありきのような審議をしないためにも、きちんと、今回の案件は常任委員会での審議に値するものだと考えております。  よって、今回の国家安全保障に関する特別委員会の設置には反対をさせていただきたいということを発言させていただきます。  以上です。